Viaggio in Hokkaido
〜北海道旅行記〜

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1月8日    札幌→伊丹空港
豪雪の中、旧道庁/サッポロビール博物館にて
長いようだった北海道旅行も本日が最終日!荷物を手早くまとめて、まずは駅に行き荷物をコインロッカーに預け、空港までの切符を買い、いつものミスドで朝食。お!この3日でポイントがたまってスペイン風食器がもらえるな、なんか得した気分♪それから昨晩の逆バージョンで駅近くからバスに乗り、サッポロビール園へ。
 
今日は、もちろん食べに行くんじゃなくって、博物館が目的。しっかし、今日も雪すごいな〜。バスから降りると、一面銀世界の庭で足型をつけて遊んだ(←子供か!)後、いざ博物館へ!入館は無料なうえ、“新年から限定100名の来館者の方へ日ごろの感謝を込めて・・・”と、なんとエビス柄のコースターとハンカチを頂いた!ああ、ご〜っつい得した気分!!見学は、エレベーターに乗って3階からスタート。ほほう、サッポロビールは別に民間企業が始めたもんではなくて、政府の新産業としてスタートか・・・その時に派遣された役人や研究者の紹介や写真の展示と歴史、ビールの製造過程、サッポロビールとして独立してからのラベル、瓶のデザインやCMまでなかなか面白い。去年行ったダブリンのギネス博物館と基本的には似た感じかな?ただ、最後にタダで1杯tって訳にはいかなかったけど、タダやし、お土産までもらったからね♪最後は、昨日も少し立ち寄ったお土産コーナーへ。

1月7日    定山渓温泉→札幌
雪景色が美しい定山渓温泉/サッポロビール園でエビスにジンギスカン!
今日はゆったりの朝・・・ブッフェの朝食を済ませ、10時の無料送迎バスまで近郊を散歩する。昨日は夜遅く着いたので見られなかった雪化粧した川、岩の壁のようなところからもわ〜と煙が・・・と思ったら、そこが温泉の源泉のようで、実際触ると暖かい!いつかまた、今度はしっぽりした日本旅館でダンナと一緒に露天風呂入りに来たいなぁ〜・・・ポワ〜ン・・・
 
定刻通りバスは札幌に向けて出発。すごい雪やね〜と窓の景色を見ているはずが、いつの間にか2人共爆睡。気がつくともう札幌やった。TV塔近くでバスを降り、荷物を置く為に1度ホテルへ。実はまだ今日どこ行くか決めてないので、ダンナとガイド片手に作戦会議。すると、ダンナ、札幌ドームに行きたいと言う。ま、なして札幌ドームですかいな?というのも、2年前のサッカーワールドカップの時に見た日本のスタジアムの特集番組で見た札幌ドームが忘れられないと言う。ああ、芝を育成させるために地面がウィ〜ンって動いて外に出てた、アレか・・・。ガイドによるとガイドツアーがあるが、イベントによっては行われない時もあるらしいので、とりあえず電話で確認すると・・・運悪くそのイベントの真っ最中。ガイドツアーがないのなら、という事でドームはやめ、本日の予定は北大→大倉山ジャンプ台→時計台→サッポロボール園で夕食に決定!
 
まずは北海道大学へ。お決まりのクラーク博士の像、記念館、並木道・・・とスルっと回るはずが、大雪&路面が凍ってて歩くだけでもうヘロヘロ。なのにやっとたどり着いた並木道には並木なし(泣)完全に伐採されていた。天気が持ち直してきて、旧農学部実験場まで着くと、一面の銀世界に昔の木造の牛舎(目次ページ写真)がまるで童話の世界に入り込んだみたい!残念ながら冬季は内部公開もなく、誰かが通って道になっているところを歩いていく。が・・・そこ以外は雪が降ったまんまになっていて、写真をとろうと思い切って足を踏み入れると・・・ズボッと膝まで。帰り際に別の観光客の人にすれ違ったのでダンナとの2ショットをお願いしたら、親切な人で、いいアングルをとる為に自らの膝下を犠牲にしながらも写真を撮って下さった。
 
それから駅下で昼食。本日はもういっちょラーメン!今回は私はバターコーン、ダンナはチャーシュー。まずまずやったけど、あっぱれ亭の時ほどの感動はないかな?それから地下鉄とバスを乗り継ぎ、大倉山へ。バスに乗ったあたりで、持ち直していた天気がまた怪しくなってきている・・・。バスを降りる頃には雪が降り始め、2人ともダウンジャンパーのフードをすっぽりかぶり、雪ん子状態でジャンプ台を目指して坂を上って行く。フゥフゥ息を切らせながら坂道を15分ほど行くも、まだ見えてこない。何台かタクシーにも抜かされ、ケチるんやなかったかなぁと思いかけてると、着きました!・・・が、吹雪と霧でジャンプ台見えず・・・。果敢にも丸出しのリフトに乗って上に行っている人も見たが、私達はまず暖をとりにお土産屋へ直行。中から様子を見てみても、ジャンプ台のかけらも見えやしない(爆)。とりあえず晴天のジャンプ台のハガキを買い、レジのお姉さん曰く、あともう少しでライトが点灯するらしい。せっかくここまで来たので、最後の望みをかけて待っていると・・・吹雪も少しマシになりライト点灯!ダンナ、“おおお〜!”よかった〜!何とか見えてくれた!私達と同じくライト点灯を待っていた親子連れの方たちと写真の取り合いをしたが、後ろが明るすぎて人は真っ黒け。これもいい思い出です★
 
時間がまだあったので、夜の時計台を見に。札幌の有名観光ポイントだけに、台があっていいアングルで写真がとれるところには列が!昔昼間に来た時は、正直“ちゃっちー!”と思ったけど、高層ビルに囲まれながらもライトアップされた木造の時計台は愛らしさいっぱい♪時間があまったから来ただけやったけど、来ておいてよかった!
 
それからは、本日のメインイベント!サッポロビール園にてジンギスカン&エビスビールの夕べ♪雪の中に照らし出されたレンガ作りの建物がまたいいではないですか!中に入ってライラック館という別館に案内される。ここは大学で競技スキーをやっていた時代の北海道合宿の打ち上げの会場で、若気のいたりで皆バカみたいに飲んで酔っ払いまくっていたなぁ〜と懐かしさもこみ上げる。さて・・・食べ放題・飲み放題コースも考えたが、単品の値段と比較してきっと元はとれないと単品をオーダー。ラム肉の種類も、昔はなかった“生”というのがあるので、この少しお高い“生”と従来の冷凍のを1皿づつ、白ご飯2杯、エビス2杯をオーダー。上着・鞄は備え付けの袋に匂いがつかないように入れて、これまたならでは!の紙エプロンを装着。ダンナは、もう子供のようにはしゃぎまくり。まずは入れたてのエビス、じゅわわ〜と胃袋に染み渡るぜ・・・それからハイテンションのままあっという間に完食。ダンナはここならでは!とエビスをもう1杯オーダーしていた。いい気分になったところでお支払い・ここでもクーポン券で10%オフ!行きは知らなかったのだが、最近はビール園も通過する観光コースバスが出ていて、TV塔まで1本で帰れることが判明。次のバスまではショップで時間を潰す。
 
TV塔でバスを降りると、でた!ダンナの“ドルチーノが食べたい”。まぁ、繁華街のど真ん中やからホテルまでにあるやろうと思っていたけど、やはりススキノ周辺、飲み屋ばっか。何とか、カフェだけでもどうぞ、と書いてあった1軒へ。最近の、インテリアや照明にも凝った感じの店で、若者でいっぱい。こんな感じの店入ったのも、こんなムーディな雰囲気でダンナと2人でお茶するなんて本当に久しぶりで嬉しくて、長々と1時間以上そこで語ってました。紅茶×2とケーキ1個で1800円はちょっと痛かったけどね、ハハハ・・・
 

1月6日    小樽→定山渓温泉
お寿司処・新岡のおやじさんと/小樽といえば運河
今日は小樽観光の日。手荷物を持って地下鉄でJRの駅に行き、そこのミスドで朝ごはん(しかも全品100円やし!)。そこから電車に乗って小樽へは30分ちょい〜・・・あれ、なんか窓の外がふぶいてるけど・・・。
 
着いたらすぐに荷物をロッカーに預け、夕方にここから行く定山渓温泉へのバスの時刻を調べ、観光へ。さっきよりも更にふぶいてるけど、まずは運河一番端までバスへ乗って旧日本郵船へ。バスを降りると・・・びゅうぅぅ〜!!ダンナ、初の大吹雪体験。急いで中に入ると、英語のパンフレットをくれたが、後ろにいた別の女性が“7大言語ならありますよ”・・・7大言語って何でっしゃろ?7つもありゃ、イタリア語もあるんかと思ったら、なかった(泣)。ではフランス語のをもらって中へ。小樽は1800年代後半から外国との貿易で栄え、ここはその貿易や郵便関係の為の会社のようだ。それだけでなく、ロシアとの条約が締結されたなどと言う歴史的舞台でもあったらしく、建物全体がその当時のまま保存されているのが興味深かった。
 
外に出ると幸いにも雪はやんでおり、そこから歩いて次の目的地・田中酒造へ。ここ北海道では、ダンナ用とお土産用の日本酒を買いたい。見るからに老舗風なお店の引き戸を開けると、正面には昔の囲炉裏のある部屋にお正月の飾りがあり、まずはそれに目を奪われてしまった。試飲させてくれると言うので、好みの味を言って飲んだ“ほたる雪”、美味しい!日本酒が苦手な私でもすぅっと飲めてしまう!たくさん試飲してやろうと思ったのに、1つで即決してしまったが、一発で好み的中とは、若いがこの店員さん、やるやないの〜♪
 
それからは運河沿いをお散歩。貿易業が盛んだった頃の倉庫や、そこを利用したカフェなどが並ぶ中、他にも散歩している観光客が見える。町の中心まで来て、ここで小樽博物館に入る。館内は3つに分かれ、貿易で栄えた頃の商店や町並みの様子、北海道の自然、現在の北海道の特産品コーナーだった。そうこうしているうちに、お腹がすいてきたよ!そう!今日のお昼は、もちろんお寿司です〜!!
 
そこから観光のメインストリートを歩いて、例のクーポンが使える店に行ってみるが・・・いかにもチェーン店という味気ないもの。ここで小樽で寿司!ていうのはあり得ない。ならば、いろんな寿司屋が軒を連ねるという寿司通りへ向かい、そのうちガイドに載ってた1軒に目標を定める。看板あった〜!!心配のお値段を見てみると、松の盛り合わせが3000円也。これは食べるしかない!と中に入ると、カウンターにおじさん1人、そしてオーダー・お会計は奥さんかな?私達の前に1家族いたけれど、こじんまりしていい感じ!これよ、コレ!私達が待っていた“小樽の寿司屋”って・・・と運ばれてきたおしぼりと割り箸を見ると・・・アレ?ガイドの店と違うよん?出た後に気付いたのだが、行こうと思ってた寿司屋は、看板の向こう側。気がはやって、手前に入ってしまっていた。しかし、結果的にはこれでよかったんやけど。ダンナ、もちろん寿司を握る師匠の手つきに照準を合わせカメラを向けるも・・・アンタ、いつシャッター切んの?“動きが早すぎてどこがシャッターチャンスか分からん”って!?私も注目すると、ホンマや、このリズミカルな流れ、何が何だか分からんうちに寿司が出来上がってゆく・・・って感動してる間に、松盛り合わせ2皿握りあがってた。さて、待ちわびた賞味の時・・・パクリ・・・うっま〜い!もう、ボタン海老なんてぷっりぷっりの甘あまやし、大トロなんかホンマにトロ〜やし、目に涙を浮かべながら、うなりながら味わう・・・残念、10貫終了。ああ、こんな寿司今度はいつ食べれるんやろう(涙)。私達が食べてる間に、他の客はいなくなり、“どちらから?”などとおしゃべりを始める。すると、“外人さんやったら珍しいよね・・・”と取り出して下さったのは、ナント真剣!ダンナ“うおぉ〜!”と絶叫。持ってごらん、と言われて、興奮しすぎて刃の部分持ちそうになってるし!こんなに切れるから危ないよ、と紙をサ、サ、ササ〜と切って見せてくれ、今度は2人で“うおおぉぉ〜!!”これは、マグロの塊をさばく刀らしい。最後は中に入らせてもらって師匠と2ショットで記念撮影。大満足&大興奮でお店を後にした。
 
そこからガラス館などの店を見ながら駅に向かう途中、ダンナ、つるっと滑り、ぐるぐる腕をまわして踏ん張ったけど・・・そのおかげでさっき買った日本酒の袋が雪壁にガツン!え!幸いにも転ばず瓶も割れていなかったが、かなりビビッたようで、それからそろりそろりと歩き直す。それから“旧ウォール街”という貿易が栄えた頃の銀行街を通って、定山渓温泉に行くバスの20分前に駅に到着。切符を買って、乗り場で見たものは・・・“豪雪の為運休”え!急いで窓口に行って確認するも“なら札幌に電車で戻ってそこからバスですね”おいおい〜・・・・。
 
小樽→定山渓温泉は75分、小樽→札幌→定山渓温泉は合計100分・・・ま、25分か、と思っていたが、実際札幌に戻ってそこからバスに乗るも、予定60分が1時間半以上かかってしまい、ホテルに着いたのはもう7時。そこからはバイキング式の夕食だが、予想通りたいしたことなく(安いから仕方ないか)、ここのお楽しみの温泉に急ぐ。
 
浴衣に着替えて出口に待ち合わせね、とそれぞれの湯へ。大きいわりにはあまり何もなくてちょっとがっかりだったが、やはり大きいお風呂は気持ちいい。何より、露天!十分暖まってから行ったので、小雪が降るほど寒いながらもそれが心地よく、つかっては出、つかっては出、とかなり堪能させてもらった。そうこうしてるうちに1時間たってるし、着替えて外に出るが、予想に反してダンナはまだ。待てど、待てど・・・まだ出てこない。待つこと30分、もわ〜と湯気を炸裂させながらダンナ、夢見心地で出てきた。大浴場にはなかったのに、中浴場のくせに男湯にはジャグジーなどがあり、すっかりハマってしまったらしい。そこで、昔ながらの瓶の牛乳を浴衣姿で飲み干すダンナ・・・アンタ、もう外人の面影がないよ?
 

1月5日    函館→札幌
函館・旧ロシア領事館/夜の札幌TV塔
今日も快晴!まずは有名な朝市を覗きに行く。中に入ると、観光化されてる感じがするし、かと言って客がいっぱいいる訳ではないので、商店の前を通るたんびに声かけられたり、ちょっと足を止めるや否や売り文句攻撃にあってまいってしまう。父の酒のつまみに何か、と思って珍味セットを買おうと足を止めると・・・中にいたおじいちゃんが、おばあちゃんに“行け!”サインを出したのを私は見逃さなかったよ〜!そのおばちゃんに圧倒され、購入。で、そそくさと退散。それより面白かったのは、外のカニ通り!カニ屋さんばっかりがある通りで、どこも水槽の中に特大カニがわんさかだったり、屋台があったり・・・。しかし、さすがに朝一からカニは食べれず、次の目的地に向かう。
 
それからは、情緒あるトラムに乗って終点まで行って外国人墓地に向かいます〜♪トラムを降りたら、もはや定番の坂!またまた凍っているけど、ちょっとは慣れたのか?頑張っててくてく上って行く。小高い丘の上にある墓地はロシア人墓地・カトリック墓地・中国人墓地とあるのだが、そこから見る海と港の景色が素晴しい。あの時代に遠い遠い異国の地で人生の最期を迎えた人々は、今この景色をどんな気持ちで見ているのだろうな〜・・・将来、イタリアという異国の地で人生を終える(暗い!)私ならではの思いでした(爆)。
 
そこからお寺なんかも見ながら教会がある地区にてくてく歩いてゆく。まず登場したのは旧ロシア領事館。で!写真を見ての通り、ここももスゴイ坂でございます・・・ここで私、思いっきりコケました。しかも漫画みたいに、滑ったものの必死でこけまいと足をまわしまくり、最後にはヒザから・・・痛かった(泣)。そこからきらびやかな函館旧市民会館、それからロシア正教のハリス教会、2つのカトリックの教会を訪ね歩く。歩いた末・・・健脚派の私達もさすがに疲れました(汗)。しかも、ただ歩いてるだけやないもんね、足全体に滑らないように全神経集中しまくりやからね。それからベイエリアの店で少し休み、予定より早かったけれど札幌に向かう為に函館駅へと戻る。
 
まずは、時間がありすぎるので電車の予約変更へ。うまい具合に今から1時間後の電車を取り直す事ができた。で、ランチは何にしよ♪となると、ダンナ“カレーライス!(←オマエは子供か!)”北海道まで来て〜と思いながら、どうせ札幌も小樽もある事だし、ちょうど駅上にあったカレー専門店へ。私は迷わずエビフライがのっかったオムカレー(←負けずに子供?)、ダンナはカツカレー。ううん、久々のカレー屋のカレー、美味しゅうございました!
 
札幌までは4時間。最初は窓の外の景色を見ていたものの、いつの間にか、2人とも爆眠。おかげで札幌に着いた時には疲れもすっかりとれ、スッキリ!地下鉄に乗って本日の宿へ。ここもネットでとったんやけど、大きい新しいホテル群の中に、ちょこりんと残った昔からのホテル・・・でも清潔やし、駅近いし、それで1泊5200円なら言う事なしでしょう!荷物を預けた後は、ノリノリでホテルから飛び出す。
 
外はもう薄暗くなっていて、大通りをまーっすぐ行ってススキノにぶち当たった時には、まさに“北の大歓楽街”でネオンが眩しかったな〜。さて、札幌と言えばラーメン。まずはラーメン横丁に行ってみる。細い路地にこじんまりとした店が連なっているが、時間が早いせいもあるが、シーン・・・としている。1軒行列の店もあったが、何故かそそらず断念。結局、例のクーポン付雑誌のラーメン特集ページからいい感じの1軒に決め、ススキノを去り大通り公園へ。
 
すると・・・イルミネーションがきれいや〜ん!残念な事に、クリスマスからのものは昨日で終わり、今日から雪祭りの準備が始まっていたが、TV塔の前はまだまだキレイ・・・♪そこで、またしもクーポン券を屈指してTV塔にも上っちゃう。上から見ると更にキレイでぽや〜ん。360度回りながらあさってからの2日間に行く予定の場所をチェックしたりして・・・が!何よりも私の目をひきつけたものは・・・TV父さん!分かります?TVとうの塔と父をかけた、オヤジキャラクターなんやけど、これがツボにハマッた!しかもTV母さんとか家族おるし、露天風呂とか入ってるし・・・このおもろさ、見た人なら分かってくれるよねん?
 
それからTV塔下にある例のラーメン屋に一直線!見た感じ、味気のないフツーのラーメン屋やったけど、ダンナはここの名物・金ゴマラーメン、私は大好物の味噌ラーメンをオーダー。あ、これも美味しそう!とチャーシューミニ丼も追加。そして、まずはスープをごくり・・・う、うっ、うぅっ、うっま〜い!!!いやぁ、マジで人生で一番美味しいラーメンやったかもしれん。私の味噌は、赤か白を選べたんやけど、この私が選んだ白は、味噌本来のコクがしっかりありながらもあっさりとして、ゴクゴク飲める。普段、スープを全部飲む干す事はないんやけど、これは1滴残さず完食させて頂きました。ダンナの金ゴマもかなりの美味しさ。これもゴマの風味がしまくりなのに、上品な味ぃ〜でもちろんダンナも完食。もちろんチャーシュー丼も激ウマでした。あまりのウマさにお持ち帰りセットを買おうとしたけれど、賞味期限からしてイタリアで懐かしむ事ができないので断念。ああ〜もう1回食べたい・・・。
 
まだ時間も早かったし、ダンナがまたドルチーノと言い出したので、お茶もできるバーで紅茶とケーキを。それからは行きと同じ道を南下してホテルに戻る。今日も楽しかったね〜、何よりも、美味しかったね〜!
 

1月4日    伊丹空港→函館
函館といえば100万ドルの夜景!/五稜郭を臨む渋いダンナ
激近の伊丹空港からは残念ながら函館行きのフライトがなく、朝もはよから関西空港に向かう。大阪で電車を乗り継ぎ、関空快速へ。・・・はて?どうやら関空行きと和歌山行きが日根野で車両が分かれるらしい。必死で説明を読むが、平日と土・日・祝でも違うし、車両説明の進行方向がよく分からん。しばらくにらめっこして電車に乗る・・・が、やっぱ間違えた。しかも、途中からガイドにかじりついていた私は、日根野駅でアナウンスがあったはずなのに、それにも気づかず。嫌な予感がして窓の外を見ると・・・海に突き出た関空に行くはずが、奥深い山ん中へ電車は進む・・・“ノオォ〜!”と叫ぶ私をヨソに、ダンナは日本の田舎風景を満喫♪ちゅうかアンタも気づけよ!・・・てそれは無理か、スンマセン。時間に余裕を見ていたので、幸いそこから日根野に戻って関空行きの電車に乗り、後は全てスムーズに。で、12時過ぎには函館空港に到着しました!
 
空港から、もう大雪状態。ダンナは雪の日本の風景が全く想像できなかったらしく、やたら驚いている。そこから市内行きのバスに乗り、ホテルへ。ホテルの手配は全てイタリアからネットでしたのだが、いや〜、ネットってホントに便利。しかもお得!今回は素泊まり(軽朝食付)+函館山ロープウェイ乗車券付で2人で7400円でっせ!
 
今日の午後は、まずは教会群やベイエリアから別方向の五稜郭へ。バスに乗って行くが、最寄のバス停から目当ての五稜郭タワーまで歩くのに、滑りまくり・・・でもはしゃぎまくり・・・の変なカップル(いつもよくやる)。まずは1階の展示を見て歴史をおさらいしよう!そこで一番盛りあがったのは・・・なんと、世界の同型要塞の紹介でフィレンツェのバッソ要塞が当時の地図付で紹介されている!ダンナ、記念にパチリ。タワーを上ると、雪化粧した星型の要塞・五稜郭がきれいに見える。そして、これまた雪化粧した函館の町全体も結構見渡せた。下に下りてから何気に無料配布の観光ガイドをとった。そしたら割引クーポンがいっぱいついているではないか!コレはお得や!(ううん、私ってやっぱ関西人?)が、がびーん・・・五稜郭タワー200円割引クーポンも!上る前に気付いていれば・・・無念!それから外に出て、五稜郭の内部へ。堀の水は全部凍っているし、今は公園となっている場所は一面雪。それがまた情緒深くてとてもよかった。
 
さて、それからは待ちに待った函館山展望台へ。ワクワクしながら列に並び、ロープウェイに乗り込むと・・・出た〜!TVや雑誌やガイドなんかで死ぬほど見た、この絶景が目の前に〜!!ダンナも私も大興奮して展望台の最上である外に出るが・・・激寒!!風が吹くと、こんなに着込んでるのにマジで凍りそう。もう私のデジカメは古いので、うまく撮れるか心配ながらもいろんなモードにして写真を取りまくる。ダンナとの2ショットもお願いしたけど・・・後日見ると、2人はくっきり後ろ真っ黒でした(泣)。後ろ髪をひかれたけど、もう寒さへの我慢が限界に達したので再度ロープウェイで下に下りる。
 
それからはお散歩がてらベイエリアへとてくてく歩いてゆく。坂の多いのがまた函館の町の素敵なところ。が・・・凍りついた下り坂を下りるのはかなりキツイっす。イルミネーションや西洋風の建物なんかにも目をやりながら、ベイエリアへ到着。まずは、店の中に入って体を温める。で、小腹がすいたのでお土産やさんで試食のとうきびチョコなんかもつまませてもらう。昨日の新年会での暴食が結構ひびいているので、今晩は軽めに・・・という事で、五稜郭でGETしたクーポン券も使える、函館海鮮クラブという飲み屋?へ。函館といえばイカ!という事で、イカメシ・イカ焼・イカの刺身と(何もそこまで・・・)、それから私の目に飛び込んできたのは、ホッケ!これはあったかご飯と食べたいので、定食でオーダー。普段イタリアでは食べないもんで魚名のボキャブラリーが少ない私、ホッケをダンナには訳せず。しかし、大根おろしにしょうゆをかけて1口食べた瞬間、ダンナ“ウマイ!”・・・それからはひたすら食べる、食べる!ああ、身もココロも満たされた〜!
 
それからホテルまでも、ゆっくり歩いて帰る。寒さにも凍った道を歩くのも少し慣れてきたし、キレイなイルミネーションの通りを歩くのはちょっとロマンチック気分♪唯一の問題は、ドルチーノが欲しいと言うダンナをよそに、そういう所はすでに閉店。駅まで着いて、やっとドトール発見!そこで頭によぎったのはミルクレープ!よっしゃぁ〜・・・が、すでに売り切れ。りんごケーキで我慢しながらも、私はロイヤルミルクティーを堪能。これもイタリアじゃ飲めんからね。別腹もようやく満たされ、ホテルに帰ったらもう11時前でした〜。
 


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